小学館で『ぼくたちのコンニャク先生』を出版したのが1996年。その後、『ぼくのおにいちゃん』『となりのしげちゃん』『ちえちゃんの卒業式』『ゆいちゃんのエアメール』と、2001年までに“しょうがいって なあに?”シリーズが5冊の塊になりました。
その後は岩崎書店で小学館と同じに“しょうがいって なあに?”のスタンプをつけていただき、『みえないってどんなこと?』を出版しました。もう10年以上が経っています。
先日、小学館の編集者さんから、『ちえちゃん~』と『ゆいちゃん~』は、もう再販することはないので、<こうざおとし>にしたいから、了解してほしいというお電話がありました。
<こうざおとし>は知らない言葉でした。絶版にすることをそう言うのだそうです。再販の見込みのないものを抱えていると、経費がかさむので、営業から要請があったとか。そういえばアマゾンでも『ちえちゃん~』の本はだいぶ前から品切れで、手に入らない状態でしたっけ。
今の時代だからこそ、このシリーズの存在を知ってもらいたかったのですが、残念ながら小学館では、なかなか販売には結びつかなかったようです。たいていの図書館では蔵書になっているはずなので、さびしいけれど了解した次第です。
本の中で小学生だったちえちゃんやゆいちゃんは、揃って24歳。月日は経ったのですね…
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豊中子ども文庫連絡会主催の講演会が大阪府であります。
もし、お出かけ下さる場合は、ご担当の天瀬さんにお問い合わせください。
TEL&FAX 06-6852ー0194
日時 2013年2月23日(土) 14時~16時
講師 星川ひろ子
テーマ 写真絵本で語る「しょうがいって なあに?」
会場 千里公民館 大阪府豊中市 千里文化センター「コラボ」2階
*10時~12時は、市内の小学生対象のワークショップ、「しゃしんであそぼ」を開催します。
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