NHKのスポットCMで、新しい大河ドラマが1月4日から始まると聞こえてきた。「えっ!」と焦ったのは夫。12月21日、最終回を終えた『軍師官兵衛』(全50回)。最初の15回ほどは見ていたが、後はDVDに落としたりHDDに録画したままなのだ。
私はとっくに見るのをあきらめていたが、夫はそのうち見るのだと言い張っている。信じられないけれど、そうやって溜めた新聞がまだ2年分もあり、毎日どんどん増えるので、4倍速で読んでも1年以上はかかりそうなのだ。
私のブログも、最初にアップした時しか見ていないという夫。そのブログ記事、「来年には700ぐらいになるので、これこそ見ないね」と言ったら、「年を取り、体が動かなくなって、目が悪くなっていなかったら、見るよ」と、のたまった。「ぜ~んぜ~ん、見ることないよ」と、私。
少し前までは、あれもこれもやっていたのに、その時間はどこに消えてしまったのだろうか…「ほんと、ふしぎ。よくやってたよね」と、互いの顔を見合う。
集中力が切れたのか、はたまたより魅力的なことに出会ったのかは定かではないが。1日24時間は変わっていないはずなのに、いつの間にか時が過ぎて行ってしまう。
歳を重ねるということはそういうことなのだと、天の声が聞こえてきそうだ。が、簡単に認めるわけにはいかない。
ゆく年月に思いを馳せ、きたるべき新年に願いを込める。さて、来年こそは大河ドラマ50回分、見続けたいものだ!
三千院の愛らしいお地蔵さん
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