日曜日はGHにいる直登とのデート日。毎回、彼が恋するバスの車庫にお邪魔します。そのバスと同じぐらい好きなのが葉っぱ!手に触ればすぐ引っ張ってしまいます。秋の落葉時は良いのですが…
バス車庫には大きな葉を持つトチノキの大木があって、その葉が少し落ちているので集めて彼に手渡し、何とか満足してもらっています。
枯葉を探していたら、少し離れた自販機の裏にある樹に、アオムシを見つけました。鳥の糞から育ったらしい樹はまだ1mほど。柑橘類ではないみたいだし、果たして何の樹だろう?そして、アオムシ(幼虫)何なのかしら?
どうしても連れ帰りたくなり、バス車庫の人にお断りして枝ごといただきました。そして、口が狭い2Lのペットボトルに水を入れ枝を挿しました。彼らはコシコシと大きい音をさせながら葉を食べこんでいます。
このアオムシ君たち、葉にすっかり溶け込んでしまう濃い緑色をしていて、頭に一筋の黄緑色のラインがあります。それが中央の葉脈と同じ太さや色をしているのです。食樹に似せて(擬態)進化してきたのでしょうか…
特定の樹ということで考えると、もしかしたらこれってクスノキ!!そうすると、彼らはアオスジアゲハ?2匹だけ連れてきたはずでしたが、実は小さいものも見つかり合計5匹になりました。
ネット検索によれば、アオスジアゲハはクスノキの葉の上でサナギになるのだとか。それなら行方不明になって気をもまずにすむな~と、少し安心したところです。
アオスジアゲハの成虫は素早く、遠くで眺めてはいたのですが…我が家で羽化を見られたらうれしいです。
アオムシが嫌いな方ごめんなさい!
クスノキで元気に育つアオスジアゲハの幼虫です。
P.S. アオムシ君たちが家に来てから約1週間。2匹の色が葉より薄い色合いになってきました。頭のラインがほとんど目立たない、透明感がある黄緑色です。葉の裏で蛹になるために、似た色になったのでしょうか…
蛹になる場所を探して動き回る彼ら。クスノキの中でのかくれんぼは巧みで、毎回なかなか見つけられません!
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