「明日とあさって、こられないけれど、いいかな…温泉に行ってきたいの」というと、笑いながら「行ってらっしゃい」と言う母。
翌日、少々後ろ髪を引かれながら出発した私と夫。高速を走っている最中に、母のいる老健から夫の携帯に電話が入りました。実はもっと前に私の携帯に何通も着信があったのですが、マナーモードにしてあり気が付かなかったのでした。
「食事中、1センチ×7ミリぐらいの梨の塊が喉に詰まり、吸引で取れたのですが、まだ違和感があるとのことなので、念のためこれから内視鏡で診たいのですが、許可を」と老健のDr。その後、「結果は問題なく、今ぐっすりお休みになっています」とのご連絡をいただき、ほ~~っ!
翌日は早めに東京に戻り老健に直行。「昨日、大変だったね」と話しかける私に「よく覚えていないよ」と笑って答える母。そんなわけないのになぁ…ちょっと娘には知られたくない出来事!?だったのかもしれません。
一人住まいだったころに、もしこんなことが起こっていたら…背筋が凍る出来事でした。
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