翌日の朝は霧雨。春の足音は、地域によってゆっくりだったり、せわしかったり…私たちは更に春を求めて、会津の鶴ケ城(若松城)に足を伸ばしました。
ハクモクレン、ユキヤナギ、レンギョウ…お城のソメイヨシノは満開で、まだ花びらさえ落ちていません。ウメと並んで咲いているところまであり、会津の春はほんとうに百花繚乱!
でも、人、人、人。展望室になっている天守閣からも溢れ、なかなかシャッターチャンスがありません。サクラの花は日本人にとってオアシスなのですね。
その後、白虎隊が祀られている飯盛山に行きました。そして、戊辰戦争に巻き込まれ、若くして散った少年たちの無念を想い、遥かかなたの鶴ケ城を眺めたのです。
帰路、いつもだ行きそびれている喜多方の蔵屋敷を回り、家に戻ったのが夜の9時近く。新鮮なうちに食べたいという主人の願いを叶えるべく、保冷BAG から山菜を取り出したのですが~
ツクシのはかまを取り除いたり、コゴミやフキノトウの汚れを拭いたり~ふたりで2時間あまり。途中、主人はひと眠り…<さ~て、海老も解凍できたし、天ぷらを揚げよう!>と思ったら、何と油がない!!外はおまけに雨…あわててコンビニに行き、事なきを得ましたが、体によくない真夜中の晩餐になりました。
しかし、こうして苦労したので味は最高!翌日は、ツクシの煮びたしやコゴミのゴマドレッシング和えなど、再び春を味わいました。大地の惠に感謝!