直登が生活するすだちの里では、土、日や祭日の作業はお休み。そんな日は人手がないから、散歩は交代で1日おきがせいぜい。3日間の連休だと1日しか外へ出られない状況のようです。
その間はずっとユニット内にいることになり、直登にとっては、かなり退屈そう。何か感性を刺激してくれるような楽しみが、園内にもあるといいのにと思うのですが、経営事情とも絡むのか、なかなか先に進みそうにないです。そんなこともあって、直登の5月の帰省は、前回からまだ20日余りしか経っていないのですが、連休と重ねました。
天候も良いので、毎日たくさん散歩をしています。足にむくみがあるので、筋肉を刺激することが非常に大事なのです。今日は、彼との散歩で季節を味わいました。
我が家でも咲き始めたジャスミン。花が鼻を刺激します。直登も鼻をぴくぴく。いい匂い、いやな匂い?香水といっしょで好き好きがありそう。
新緑の季節を、たいていの人は目で見て感じますが、視力がない直登は手で触って感じます。
公園で鳥たちの楽しそうな声を聴き、彼は茂り始めた草をちぎり「ちっ、ちっ」と舌打ちしてうれしそう。餌を与えるつもりで空に向かって撒いています。
さて、今日は直登の大好きなてんぷらに山菜も追加して、限りなく初夏に近い皐月を、舌でも味わってみようかしら~