「星川さんが、息子さんの名前を言い、電話をと、言うので早い時間ですが掛けさせていただきました」と看護師さん。夫と慌ててホスピスに行くと、義父は確かに待っていました。
「お茶がほしい」と言うので、看護師さんに細かく砕いた氷をいただき口に運ぶと、今まで何も口にすることはなかった義父が美味しそうに何口も飲み込んでくれました。おまけに、介護が上手だとほめてくれたりして…
毎日見舞に行っている夫に、いつもなら30分ほどすると、眠るからとバイバイをする義父が、1時間半経っても傍にいてほしそうな昨日今日。さらに、「明日の朝、9:00に戸を開けて、寝ていたら起こしてくれ」と、夫に伝えたとか…
「おとうさん、きっと不安なんだね…」
何にも解決はできないけれど、明日は麦茶で作ったシャーベットを持って行くから、待っててくださいね!