昨日の強風を耐えた桜は、まだ花のほとんどを落とさず、満開の姿を保ってくれています。雪柳やレンギョウ、紫木蓮など百花繚乱。我が家のプランターでは日差しを浴びて黄色いチューリップが開いたり閉じたりしています。
冬を越えてきた生き物たちは、さぞかしワクワクしていることでしょう。が、人間はこの時期、環境が変わることが多いので、ソワソワしている人が多いかもしれません。
今年の冬(1月22日)、堀の内ハイム(GH=CH)に引越しをした直登ですが、少しづつ環境に慣れてきているようです。そんなエピソードーひとつ。
2階に住む直登が苦手な食事をしていたときのことです。
3階で少し遅く食事を始めた女性陣(利用者と支援者の人たち)が、
2階から聞こえる大きな拍手の音に気がつきました。
「誰かのお誕生日かしら?」と利用者さん。
「ちがうよ。たぶん直登さんが完食したから、
みんなが拍手してるんだと思うわ」と支援者さん。
利用者さんいわく。
「いいな~ご飯を食べてみんなに拍手してもらえるなんて…」
ちなみにハイムで使う直登のお茶碗とお湯飲みは、“桜咲く”を祈願して桜柄を選びました。こんなお話を聞くと、少しはご利益があったのかもしれないと思うのです。