光の三原色は赤、青、緑。発見すればノーベル賞ものだと言われていた青色発光ダイオードがつかえるようになり、野菜栽培に利用され始めたことをご存知でしたか?温度や湿度を管理したビルの地下(確か東京丸の内のビル農場でした)、それぞれの野菜に合った光を与え、生育状況や味など研究しているのです。
青色光の発見で、人工の光合成が可能になったんですね・・・そこまでいかなくても、店先には旬を先取り、或いは後取りした野菜や果物が並んでいます。
ついこの間終わった~と思ったみかんもハウスものが出ているし、ブロッコリーなんかも冬場の野菜のはずで(母の畑ではそうでした)、今は輸入物しかないかと思っていたら、また国内産が出始めています。「何だかおかしい~」なんてつぶやいたら、「何でもハウスものになって、旬がなくなってきてるんだよねぇ・・・」と、八百屋のおじさん。季節の味が消えてしまうようで寂しい気がしています。