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9月の東京、太陽が顔を出したのは6日間ほどだったとか…10月に入り少し肌寒い日はあっても蒸し暑い日も残り、爽やかな秋を体感するには、今しばらく時間がかかりそうです。
更新が遅くなりすみません。歳のせいか夏の疲れか、9月初旬に痛めた腰(ぎっくり腰か!?)が、まだ完治しないまま取り扱い注意の身です。 それでも、母の居る老健へは車かアシスト自転車で20分ほどかけ通っています。車や人が多い街中(駅前)を超えて行くため、リハ病院の時よりちょっと難儀。そのストレスが腰に来ているのかもしれません。 母はおかげさまでそこそこ元気にしています。雨の止み間に車いすで庭を散策すると、「外の空気は気持ちいいね」と目を細めます。気候はまだ今一ですが、できるだけ秋の気配を感じさせてあげたいと思っています。 秋はやっぱりいいですね。窓を開けると重たい空気のおかげか、道を隔てた金木犀の香りが届きます。季節も人も行きつ戻りつしながら、こうして時が進んで行くのですね。 =================================== #
by hiroko_hoshikawa
| 2016-10-03 17:29
| Daily life
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老健に移って2週間近く経つ母は「みんな優しいよ」と言いながら、変わりなく過ごしています。
老健とリハビリ病院との違いを一言でいうと、入院患者ではないということでしょうか?みなさん高齢の方たちばかりなので母もリラックスしていて、車いすに乗ったまま足を動かし、好きな場所に移動をしています。入院時には制限されていたことです。 リハビリ病院でやりかけていた母の貼り絵が完成したのでお披露目します。 病院のOTさんが用意して下さった台紙に、自分で選んだ折り紙をちぎって貼り付けたものです。色選びがきれいで、貼り絵の初作品としては「すごい!」と親(子)バカになっています。 色鉛筆でのぬり絵が大好きな母ですが、貼り絵にも興味がわいてきたようです。 娘はすかさずネットでちぎり絵の本を購入。これが手すき和紙付きの本格的なものだったので、難しそう。大丈夫かしら…老健のOTさんに相談してみようと思っています。 60歳からみごとな家庭菜園を30年やり続けた母。そして、高齢になってから細かいぬり絵が大好きと言い出した母。この次は是非ちぎり絵をと!娘は秘かに期待しているのです。 ===================================== #
by hiroko_hoshikawa
| 2016-09-17 10:10
| Daily life
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母がいるリハビリ病院までの川沿いの道を自転車で走っていると、いつの間にかセミ時雨が遠のき、秋の虫たちの合唱になっていました。
急性期病院で1か月、リハビリテーション病院で3カ月過ごした母は、9月5日に介護老人保健施設に移動しました。区内では珍しい森のような広大な敷地を持つ社会福祉法人の病院に併設された老健です。 リハビリをかなり頑張っていた母ですが、高齢のため思ったほど進まず、今後、車いすでの生活は免れないことに…病院側でその目途が着いたため、8月末頃にと移動を促されていました。 こちらも当然長期は難しいのですが、多少リハビリにも取り組んでもらえそうですし、とりあえずの行く先が決まり、少しほっとしているところです。 母にしたら3度目の移動。慣れるまでの時間がしんどいのではないかと… 娘としては、また毎日通いながら母を支えられたらと思っています。 ===================================== #
by hiroko_hoshikawa
| 2016-09-05 18:25
| Daily life
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私は広い堀を自由に動き回っているカメを眺めていました。「君たちも縁日で売られていた小さなミドリガメだったんだね…」
ふと堀の端の方に眼をやるとおばあさんがカメたちに小エビを与えていました。「今はおやつの時間で、朝は4時にあげているの」とのこと。しばし私たちとのカメ談議が続きました。 おばあさんのお話によると、ある時タクシーに乗っていて追突事故にあったそうです。翌日堀に行くと一番かわいがっていたカメが死んでいて、身代わりになってくれたのではないかと… 年金生活をしているおばあさんは、自分は食べなくてもいいからと、なけなしのお金でカメのために餌を買ったら、1枚しか購入していない宝くじが5万円当選したのだとか…カメの恩返し!? 「カメさんを大切にしていると、いろいろいいことがあるのよ」「今日、あなたたちも1枚づつ宝くじを買ったらいいわよ」と、勧められました。 「お宅のカメさん、水槽を倒すようになったら、ここに連れていらっしゃい」と言ってくれましたが、今はペットを放置すると大変なことになるんですよね。まして、公共の地ですもの… 帰ってからネットで知ったのですが、今年の6月に本陣公園内の芝生でカメレースが行われたようなのです。おばあさんだけではなく、周りの人たちもカメたちを応援しているのですね。 心に残った由比での出来事でした。 ====================================== #
by hiroko_hoshikawa
| 2016-08-29 20:49
| Travel of rest
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トリプル台風が行き交う最中、少し息抜きをしたくなり伊豆に行きました。予定していたシュノーケリングは海が荒れていて叶いませんでしたが、太陽が照りつける好天。帰路、大好きな桜えびを買いたくて清水区の由比に向かいました。
桜えびが解禁になるのは春と秋なので、今は中途半端な時期。いつもだと宅急便で10パック程送ってもらうのですが、新物が手に入るまでの分を漁港の売店で購入したいと思いました。 でも、それだけでわざわざ遠回りをするのもと考えていましたら、由比に静岡市立東海道広重美術館なるものがあることを知り、遅い昼食をとった後に寄ることにしました。 宿場町由比の中心となっていたのが、大名や幕府の役人などが泊まった本陣で、その跡に造られた由比本陣公園内に広重美術館があります。 歌川広重の有名な東海道五十三次だけではなく、江戸の遊び道具として親しまれた双六や着せ替え絵などのおもちゃ絵が展示され、実際に手に取り、どこか懐かしく楽しませてもらいました。 入館前、本陣公園の道沿いの堀!?にたくさんのミドリガメを見つけました… 美術館で聞くと、あちこちから集まり、いつの間にか増えてしまったとか…おばあさんが毎日餌をあげていると… カメは体長30センチを超えたものがほとんど。気持ちよさそうに手足を伸ばし甲羅干しをしていました。 ミドリガメはミシシッピアカミミガメの子どもで、相当な大きさになります 実は我が家も25年以上水槽で飼っているミドリガメがいて30センチほどに育ち、不憫に思っていたのです。こんな広いところで仲間たちと一緒にと暮らせたらいいな~と! 時刻は午後3時を回っていました… ================================== #
by hiroko_hoshikawa
| 2016-08-27 10:16
| Travel of rest
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