残念なことに昨日ピーちゃんが亡くなりました。食べ物を自分からほしがらず、ほとんど目をあかなくなり、静かに逝ってしまいました。
ツバメの子育てを見たことがあります。大きな口をあけ「ピーピー」と言いながら、えさを待つひな。親ツバメがトンボをまるごと与えると、口からはみ出し落としてしまいました。そんな姿を確認することなくすぐ飛び立ち、またトンボを捕まえてくる親。きっと夜明けから日暮れまで休むことなくひなたちのために食べ物を運んでいなくてはならないのですね。
私がデリケートな野鳥の里親になろうなんて、とてもとても叶わないことだったのかもしれません。ピーちゃんがいなくなり、何だか少し寂しくなった我が家です。
「ピーちゃん、うまく育てられなくって、ごめんね。今度またスズメに生まれたら、母さんスズメのそばを離れないでいてね」