台風一過のドピーカンな日。兼ねてから念願だったシュノーケリングとダイビングを体験してきました。練馬区にあるダイビングショップの1日体験コースに参加。私の他にライセンス取得のための講習を受ける女性一人と指導者の方2人で、朝6時半に荻窪駅に集合し車で出発しました。
台風の影響が心配される中、行く先は伊豆の真鶴岬。ダイビング専用のハウスがあり、まずはそこで水着に着替えた後、いろいろな説明を受けました。その後、ウェットスーツを着込むことになったのですが、そのきついこと!誰でもそうだそうですが、手足がなかなか入っていかず(すべらないので)四苦八苦。それだけでくたびれたほど。
そして、シュノーケリングのやり方を聞き、チャレンジしました。岩場にロープを張ってあるところから海に入って行くのですが、結構波が荒く海が濁っていました。でも、シュノーケルをくわえて、海面を覗くと、近くの岩場にウニがたくさんいたり、魚が泳いでいるのが良く見えました。流されながらも結構いい感じでした。しかし、30分ほどして海から上がると、何だかクラクラ…波に酔ってしまったようで胃のあたりがムカムカ…
その後、いよいよダイビング。まだ体験なので、体につける重りや道具は海面近くまで運んでいただけるのですが、それでも、岩を洗うような波の近くでフィン(足ひれ)をつけたり、ずっしり重いタンクをかついだり、流されそうで、それはそれは大変でした。といっても、指導する方につけていただいたりしているのですが…
潜るには鼻まで囲まれたマスクをし、口だけでゆっくり息をすること。マスクに水が入った場合の水の抜き方や、潜水1メーターごとに耳の空気を抜く方法など教えていただいたものの、聞くのとやるのは大違い。鼻から息を吸い込んでしまいそうになり、マスクから海水が入ったり、耳の空気がうまく抜けずキーンと痛くなったり…波に洗われながら、結局深度2~3メーターでギブアップ。波の届かない静かな海底まで下りることはできませんでした。残念!
水槽の中のルリスズメダイ
体験なので、そこそこの時間で陸に帰れて、ほっとしたのはいうまでもありません。若い方なら簡単なことかもしれませんが、私などは、やはりプールでしっかり呼吸方法とか道具の扱い方などを練習してからじゃないと、ダイビングは無理だったことが良く解りました。と同時に、10キロもの道具を扱うダイビング。今からでは体力的に無理そうと知った次第です。
大人になってからは飲んだことがなかった海水。その塩辛さを味わい、夢がちょっと萎んでしまいました。でも、今度は穏やかな浅瀬の海で、シュノーケリングをしてみたいと思っています。
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