蒸し暑い日がやってきました。少し窓を開けているせいか、ただ今の湿度は82%、気温は26℃です。聞きかじりですが、湿度が50~60%ぐらいまでは汗が気化するのでさっぱりしていられるけれど、それ以上になると肌にまとわりついたままになるので、不快になるとか…温度との関係もありますが、今はまさにその時期ですね。
さて、梅雨の合間の7月5日の木曜日、上野の森に行ってきました。お目当ては東京都美術館。[絵画の宝石箱]と言われているオランダのマウリッツハイス美術館の展覧会です。世界に三十数点しかないフェルメールの作品のうち三点がここにあるそうで、注目されている「真珠の耳飾りの少女」に会いに行きました。
平日の午後4時過ぎだったせいか、心配していた混雑もなくスムーズに入館。重厚感あふれる絵画の数々に圧倒されました。写真のライティング技法名にもなっているレンブラントの作品もいくつかあり、光の描き方の素晴らしさにその名の由来を納得をした次第です。
誰もがお目当てにしている“美少女”とのご対面。近場で正面から見る場合は、長い列に並ばなければなりませんし、立ち止まらないようにと制限されています。私は遠目でもよいという側を選んだので並ぶことなく、少し斜めからになりますが立ち止まっても良いので、かえってゆっくり鑑賞できました。
実物の印象は、印刷物とは異なって色づかいが淡く、柔らかい光が全体を包んでいるように描かれていました。
家に帰ってニュースで知ったのですが、この日の午後、この美術館となりの上野動物園ではパンダのシンシンがママになったとか。
季節もすっきりせず、暗いニュースが多い中、この上野の森だけは光が射したようです。
明るいニュースは元気がでますよね。今度は赤ちゃんパンダが大きくなった頃、ぜひ会いに行きたいと思っています。
ちょっと汚れた!?アドベンチャーワールドのパンダ
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