夏と秋とのせめぎ合いでしょうか、東京でも、今日は水溜りができるほど雨が降り、湿度はあるものの少し気温が下がってきています。給水制限になりそうな地ではありがたい雨ですが、浸水やがけ崩れなどを引き起こす怖い雨でもあります。
そんな雨をかいくぐるようにして、堺市子ども文庫連絡会の方々のお招きで大阪に1泊してきました。1日目は子どもたち向けのワークショップ[しゃしんであそぼ]。
事前に「わたしの宝もの」の写真1点を撮ってもらっていました。サッカーボール、ドレス、クワガタ、ぬいぐるみ、ペット、グッツ等、ご家族の協力もあって素晴らしい写真ばかり。私も自分の宝ものの写真(見立ての写真)を見てもらいました。
その後、『あか、みどり、き』や『ちゃいろ』のしりとりをして盛り上がりました。休憩も入れず90分という長い時間でしたが、やわらか頭のみなさんはあきることなく付き合ってくれて、ほんとうに楽しかったです。ありがとう!
開催場所の堺市中央図書館では、私が伺う1週間ほど前から、写真絵本『ぼくのおにいちゃん』展を開催して下さいました。大阪府では教科書の副読本にも何ページか抜粋されていたので、「これ教科書で見たことがある」と記憶してくれていた子どもがいたようです。
講演会ではみなさん反応が良くって、嬉しくなりました。さすが”大阪のおばちゃん!”(これは私の中ではほめ言葉です)、とても話をしやすくしていただき、感謝です!交流会などでは、文庫のみなさんが丹念に子どもたちとかかわっている様子をうかがい、頭が下がりました。
天気予報では両日とも雨マークがありましたが、青空が広がって気持ちが良い2日間になりました。これは私が晴れ女だから(と、勝手に思い込んでいます)。もし、雨男の夫が一緒だとこうはならなかったのではないかと…
この日は台風で大荒れ、新大阪から乗った東海道新幹線も山陽から乗り入れているので、少し遅れました。が、この天候だったからこそ虹が現れ、なんだか、いろいろな出会いを祝福してくれているように私には思えたのでした。
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