味噌作りのために購入して残った大豆を、何とか納豆にしたいと試行錯誤していました。我が家は炬燵の用意がないので、夏場の車の中はどうかとか、ヨーグルト作りの器具に仕込んでみたり、発泡スチロールで工夫をしてみたり、作業が大変な割にうまくいかずあきらめていました。
家には味噌作りのために買った九州産の大豆がだいぶ残っています。その一部を夫が市販の枝豆の種と並行して蒔き、それぞれすくすく育ちました。しかし、枝豆用の種以外は全く花が咲かず、実をつけることはありませんでした。
そういえば、写真絵本『しょうたとなっとう』を作っていた時に、主人公のおじいちゃんから聞いたことがありましたっけ。市販されている大豆の種は、その代限りの収穫しかできないのだと!
おじいちゃんの大豆はもう70年近く蒔いては刈り、収穫を繰り返しています。気候風土に合わせ進化してきた地大豆。その偉大さに改めて感じ入りました。
実はもう10年近くになりますが、GHにいる直登の朝食用にケフィアの菌から作ったヨーグルトを、週1回届けています。ケフィアはコーカサス地方のヨーグルトで、多種類の乳酸菌と酵母を摂ることができるスーパーヨーグルトです。
写真絵本{しょうたとなっとう』より
が、他のヨーグルトと異なり、酵母があるのでアルコール発酵をし炭酸ガスを発生させます。ヨーロッパでは容器に小さい穴をあけ販売しているとのことですが、日本では穴が開けられないため市販は不可。手作りのみの丁達となり、我が家では毎回ケフィア菌で作っています。でも、この発酵のメカニズムは、つい最近まで知りませんでした(~_~;)
さて、そのケフィアを作るためのヨーグルトの器具ですが、熱くなってしまう部分が出てきたので買い換えようと…で探していたら、温度(25~65度)とタイマー(1~48時間)の調節が可能なものを見つけました。だから、納豆も作れるようになったのです!夜中にAmazon注文したら、翌日の午前中に届き、夜には納豆を作っていました(*^_^*)
ただ今、冷蔵庫で熟成中。大粒の大豆でふっくらして柔らかく、まろやかな香りがあります。きっとおいしいだろうな~。20日から帰省する直登と一緒に味わいたいと思っています。
ちなみに直登の帰省があるので、出来上がってすぐケフィアを仕掛けることになりました。容器はよく洗ったのですが、本体は拭くだけなので、納豆風味のヨーグルトにならないか、ちょっと不安になっています(~_~;)
【過去の納豆作りの記事です】
「なっ、とうさん ①」
「なっ、とうさん ②」
「なっ、とうさん ③」
「なっ、とうさん ④」
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