寒波襲来が近しとの予報が飛び交うと、さすが冬らしくなってきましたね。
凍てつく夜空には美しい月がお似合いです。赤く燃える夕焼け(残照)と三日月を組み合わせた写真が撮れたら良いのですが、月の出の時刻や方角、高度が合わないとなかなか難しいですね。見晴らしの良い山やマンションで、広角レンズを付けたら可能なのかもしれませんが…
写真に撮るまでもなく、この時期の夕やみ迫る時間は、止まってほしいと思うほどの美しさを持っています。東京でさえそうなのですから、自然に囲まれた土地だったらどんなにか良いのだろう…とはいえ、旅先での好天はなかなか望めないもの。<なんだか人生みたい>と言ったら、言い過ぎかもしれませんが…
2012年1月 伊豆にて撮影 金星と地球照
一人住いの母もあと数日で91歳。あちこちを支える身としては、おいそれと黄昏になるわけにはいかず、夕月を眺めながら頑張らねばと思うことしきりの今宵。
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