ゴールデンウィーク、4月30日から直登が我が家に帰省し、5月5日にGHに戻りました。
その翌日の6日夜から孫とパパ(直登の弟)が1泊。翌7日はパパが仕事で出勤。私は早々に家事を済ませ、3歳の孫と公園巡り。「さぁ、お家に帰ってお昼を作ろうね」と話していると、母が行っているデイから携帯にTELが入りました。
「入浴後、髪をドライヤーで乾かしている最中に意識が遠のいてしまいました」と。上の血圧が80から120台と普通に推移してきたものの、呼びかけても反応がないと。
実は少し前にも血圧のせいなのか似たような状態になり、救急車で病院へ行きました。その時は搬送される前に意識は戻りましたが、今回は病院に運ばれてからしばらくたっても意識がないままでした。
救急外来のDrのお話では、脳梗塞の疑いがあるとのこと。まだ朦朧とした状態ではありますが、「右手や右足を動かしてください」とDrの呼びかけられても、動かすことができません。そんなわけで今回は帰宅できず入院になりました。
入院の手続きが夕方までかかり、その後、夫に手伝ってもらい母の家から必要なものを運び出したり、買い揃えたりし、20:00近くになってやっと病院に持って行くことができました。
私たちが着く前、母が左腕の点滴の針を引き抜いてしまったと看護師さん。「血液をサラサラにする薬が入っているので、シーツが染まるほど出血していました」「看護師が手薄すになる時間帯だと危険です」
「とりあえず点滴は止めるわけにはいかないので、抜かないように右手にミトンをはめていいですか?」と聞かれました。それって、夕方までは全く反応しなかった右手が動いたということ???私は二重に驚きました。
母に「右手をグー、パーしてみて」と言うと、出来るではありませんか!「それじゃ、右足を挙げられる?」と聞くと、しっかり上に持ち挙げていました!
「点滴は大切なものだから抜かないでね」と言う私に、母は「脳梗塞なんかじゃないよ!顎の調節がうまくいかないからだよ!(顎関節症があるので)」と、気丈に話していました。
夕方までぼ~っとした状態でしたが、夜には母らしさが戻ってきました。でも、「明日、また来るからね」の私の声掛けには、いつも言ってくれる「ありがとう」の返事がありませんでした。きっと、入院が納得できないのですね。
さて、今日は直登とのデート日。母の所に行けるのは夜になります。どんな一日が待っているのでしょうか…
桐の花に霧がかかる
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