昨日は義母の七回忌でした。80歳になっても写真館の仕事を現役でやっていた義母は、お花見を終えた夜、具合が悪くなり、3日ほどで帰らぬ人になりました。急性の心臓弁膜症でした。
あれから6回、春が来ました。しかし、昨日ほど穏やかにお花見をした日はなかった気がします。夏のような暑さの中、お寺のメイヨシノはいっせいに咲きそろい、例年ならまだ開かない枝垂桜も出迎えてくれました。
今までは気がつかなかったのですが、珍しいシロバナタンポポもあちこちに咲いていていたのです。青空と太陽と花が大好きだった義母も、さぞかし天国で喜んでくれていたことでしょう。
96歳の義父をはじめ、今回集まってくださった親戚は、みなさんご高齢。男性では夫が一番若いぐらい。楽しい宴の後、また全員揃ってお花見ができることを願いながら、帰路に着いたのでした。
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