あっという間に師走の1週間が経っていきました…先週の日曜日、夫と私は次男とその彼女を迎えて外食。小田急線の沿線に彼女を送った午後10時過ぎに、母から携帯に電話が入りました。夕方、枯れたしその穂で目を刺してしまい夜になったら痛みがひどくなってきたと…
運転を次男に代わってもらい(夫はほろ酔)、世田谷区あたりから杉並区までの間、休日の夜に眼科診療している病院を探して携帯を掛け捲りました。緊急性が無いのではと断られそうになりましたが、東京医大に何とか辿り着き診ていただいたところ、角膜の一部がスパンと切れているとか…直っても視力に影響出るかもしれないとの診断…診察が終わり、それぞれが家に帰れたのは真夜中でした。
月曜は眼科の再診。朝のラッシュ時に新宿方面に向かう渋滞に巻き込まれ、母は車酔い。眼科の診察では、傷もさることながら両目に白内障があり、怪我をしない目はかなり進んでしまっているとの事。怪我をした目で主に物を見ていたらしく、よく見えなくなってしまったとこぼす母。白内障が出てきたと知らなかった私も共にショックを受けてしまいました。
火曜日。82歳の母は我が家から700メーターぐらい離れたのところで気ままな一人暮らし。介護認定は受けていません。とりあえず知り合いのケースワーカーさんに連絡を取ると、生活支援サービスの緊急派遣を受けられるとのことでその日に手続き。翌日派遣先の事業所が打ち合わせに来てくれました。
畑仕事が中心の生活をしている母の家の中は滅茶苦茶。目の怪我で手元足元が見えないため、判りやすく仕分けしたり、いらないものを処分したりのてんやわんやの大掃除。仕事帰りに夫に寄ってもらい、やっと夜になって目鼻がついたのでした。
今までヘルパーさんの手を借りたことが無い母。この事態に、なし崩しにしていくことも必要ではないかとのワーカーさんの判断もあり、火曜と金曜に各1時間半ほど入っていただくことになりました。
この時、改めて知ったのですが、目の怪我だけではなく顎関節で体のバランスを崩している母は、時々立ち上がるのも難しくなって、吐き気や動悸に見舞われていました。
普段は適当に距離をとって口出しをしないようにしていた私ですが、母のかなり厳しい状況を何とか改善しなくてはと思ったのです。
木曜日、母を説得して、私が時々通う接骨院の先生に診ていただくことにしました。その日は一時楽になったと喜んでいた母ですが、翌日には動悸がすると、また自己流で顎を伸ばしている様子…顎のバランスの状態により動悸がしてしまうのだとか…
白内障で目が見にくくなってきたことも顎のせいだと思っていた母です。心配なのでさらに説得して内科を受診。すると、心電図に心筋梗塞の兆候が…一度、病院で精密検査をと、紹介状を書いて下さることになりました。車いすに母を乗せ、内科・歯科医院・接骨院と商店街を右往左往した金曜日でした。
本日の土曜日、午前中、母を連れ接骨院へ。そして、午後は車で直登を散歩に連れ出します。その直登の地域移行の件でもいろいろあるのですが…それはまた改めて書くことにいたします。