何年前だったかしら…やはりきょうのように薄雲が架かり、今にも降り出しそうな雨を心配していましたっけ。
6月の庭は雨で洗われた新緑で美しく、いつになく両親たちの顔が華やいで見えました。
私はというと緊張していたのか、署名欄にサインをするときに、筆ペンから墨をポタリ…せっかくの誓いの書面(!?)に汚点を残してしまいました。
そんな1973年6月2日は、私たち夫婦の結婚式でした。あれから35年も経ってたのですね…近頃はカウントもしていなかった気がします。さて、きょうはいつもと代わり映えしないけれど、夫とワインでもいただきますか…止め処もない話をしながらね。
うれしいことも悲しいことも共に分かち合える人の存在。青臭いけれど、それはかけがいのないものに思えます。年を重ねればなおさら。若者よ、結婚もなかなかいいものですよ!